8/27 平林家のお庭、写真日記

前回の平林家のお庭で出茶屋は8月27日(月)。
青い空と平林家。

平林家
平林ご夫妻のお絵描き教室「kyklopsketch」 、お題は「百鬼夜行」キャラクターの履歴書を作ってお面づくりです。
写真の風船は、お面の型作り中〜。
8月最終週、夏休みも終わり。dogdecoの青ちゃんが自由研究の宿題にと、お面作りにやってきました。

みんなでわいわいお面づくり。

お面作り

 

つむちゃんは路地でお絵描き。

右の絵は、つむちゃんの描いたアンパンマン!髪の毛が斬新!
つむちゃん

池田姉妹、早速人形を見つけて。。ドイツのよくできた赤ちゃんの人形も、二人の手にかかるとこうなります(笑)

赤ちゃん人形

青ちゃん、段々お面作りに集中していき、姉の春ちゃんはつむちゃんと遊んでていい絵♪

春つむ

つむちゃん、春ちゃんにはおかあさんみたいにどーん、と甘えてつっこみます(笑)。

玄関で、 エンドレスにカブトムシのえさ屋さんをやるつむちゃんとお客さん役の春ちゃん。

つむちゃん春ちゃん

 

青ちゃんのお面づくり一日目は日暮れまで続き、

お面青

どんどん立体的になってきた!

4時間位、がんばったね。一緒に居た春ちゃんもお母さんもえらい!

 

そして翌日、完成を見たくて、青ちゃんのお面作り2日目におじゃましてきました。

この日も飽きずに春ちゃんと赤ちゃんの人形で一緒に遊んだりしながら、青ちゃんのお面に、毛が生えたりしていく様子を楽しみにみてました。

 

出来上がり!!

青お面出来上がり

 

 

明日、9月10日(月)は平林家のお庭で12時〜18時半頃までopenです!

地図はこちら

平林さんのご飯は、「ハンバーグご飯(Cコン風♪)」★要予約(当日可)
小金井リスペクトなメニューだそう。楽しみ!

 

お絵描き教室は、9月も引き続き「百鬼夜行」お面づくりです。
自分のキャラクターの履歴書からつくって、おとなもこどももぜひご参加くださーい。

 

 

 

科学の祭典2012

明日9日(日)は、学芸大学で「科学の祭典」に出店します!

出展一覧はこちら!

色々おもしろそう〜。
起震車から、クラシックカーとかもくるよう。光る泥だんごとかポン菓子とか。

数々のNPOや科学系の会社や地元団体の参加の中、ただ一ブース〝個人〟で参加を発見。「声をつくってみましょう」気になるー。

 

出茶屋は、学芸大学内の生協前の広場、藤棚のあたりにおります。
9時半〜16時半までopen!

 

お天気もよさそう。

子どもから大人まで参加できるブースがたくさんありますよ♪

 

科学の祭典

小金井公園

初めて屋台を引いて、小金井公園に踏み入れた2005年7月30日。

公園

江戸東京たてもの園の「下町夕涼み」へ向かう途中です。

屋台を始めてからまだ何度目かの出店で、緊張の中、公園の緑と、広い空とが気持ち良くて、感動したのを覚えています。

 

2011年から小金井公園へ出店が決まり、わくわくドキドキの始まり。
冬の小金井公園を感じ、もうすぐ春、と慣れてきた頃、震災があって。
静かな春を迎え、そこから暑い夏と木漏れ日の涼しさと、短い秋と冬の美しさを感じて、再び迎えた春。
さくらの熱気と若葉の気持ちよさをたっぷり感じた後、保健所のことがあって約4ヶ月お休みしました。

 

震災後、外の気持ちよさにあらためて感謝を抱き、また原発事故で外でお店をやるリスクを考えなければいけなくなり、色々なことを考えながら続けてこられた一年。

そして「出茶屋」として営業出来なくなった4ヶ月。

公園で出会ったお客さんからもたくさん声をかけてもらい感動しました。

 

日々の出茶屋で、それぞれのお店の方とのコミュニケーションとリスペクトするお店の空気の中にまぜてもらうこと、また街角にいる心地よさ、お客さんとの近い距離感、はやめられない!

 

小金井公園。たくさんの人に少し緊張するけど、あの開放感の中、土と空と緑の気持ちよさを感じながら火鉢を囲むのもやはりたまりません。

 

先週、久しぶりの公園に緊張しました。

再開をとっても喜んでくれた他の屋台の仲間たち。
あたたかく迎えてくれたパークス小金井のお店のみなさま。ありがとうございます!

 

途中豪雨に見舞われるお天気だったけど、初日、ゆっくり出来てよかった。

雨の合間に、また雨の中、来てくれたお客さま、ありがとうございました!

 

雨上がりの公園、とても気持ちよかった。

小金井公園

 

明日は朝降るのかな?夜降るのかな? yahooの天気予報と、wether news と全然違う(笑)。

どちらにしても、小金井公園に出てる時間は大丈夫?かな。

 

まだ緑ふさふさの小金井公園、これからもよろしくお願いします。

お散歩にぜひ、遊びにいらして下さい!

 

 

 

雨の後

雨の後

 

今日のオリーブガーデンさん。お昼頃は暑いー!!とお店始めましたが、15時頃からみるみると暗くなって、天気予報からは、落雷アラームやゲリラ豪雨アラームが届き・・。

しっかり降りましたねー。でも、ゲリラ豪雨というほどでもなく。

会長も止み間に帰れたし、すっかり涼しくなってよかったです。

 

18時頃の空、とってもきれいでしたー!

 

明日はdogdeco HOME ガレージで12時〜18時半頃までopen。

先週のdogdecoさん。お手洗いをお借りすると、白い壁になにやら貼ってある。

おばけ

めくると・・

はさみ

 

これは青画伯の魔除けでしょうか・・・。

夕方、子どもたちが帰ってくるのが楽しみです。

petal.さんのお花

オリーブ・ガーデンさんにpetal.さんの切り花。

petal.さんの切り花

8月は暑さでお休みしてましたが、昨日からスタートです!

マーブルのばら、ミニブーケ、とっても素敵♪

毎週水曜日の午後、持ってきてくれますよー。

 

今日は夕方ざっときそうですねー。暑さが和らぎますように。

オリーブガーデンで18時半頃までopenです。

 

秋のお花も少しずつ増えてきました。

オリーブもたわわに実がなってます。お花に囲まれて珈琲を、お楽しみください♪

SERVE軒先

『はけのおいしい朝市』無事終了しました。途中、ものすごい雨が降りましたが、そんなお天気の中、おこし頂き本当にありがとうございました!

夏の終わり、とってもいい時間でした。

はけいち
明日3日(月)は、小金井公園入り口右手の家具屋さん、『SERVE』 軒先で11時〜18時半頃までopenします!

看板犬のこはるちゃんも大きくなってすっかり落ちついて、よく寝てかわいいー。

写真は前回のサーブさんに来てくれた、ぐりことちよ、そしてこはるの後ろ姿。柴犬いっぱいで楽しかったです。

ぐりここはるちよ

serve

北海道のイタヤカエデのみを使った、 普段使いの良質な家具。

いいものに囲まれる、とても素敵な空気の流れる店内。

玉川上水を眺める景色もとてもいい。

夏の終わり。ひぐらしの声を聴くのが楽しみ。

 

明日はお天気もよくなりそう。
ぜひ遊びにいらしてください〜!

 

 

暑い

ゴーヤ

 

平林家のゴーヤも鈴生りです。

毎日、晴れてますね。すごい日差しで世界がうっすら白い。

ひざし

それでも、今年の夏は35度とか行く日がほとんどないからわりと平気かも、なんて言ってたのは何日か前まで。
雨も降らず、こう毎日暑いと、さすがに体にこたえますね。

ここ2,3日、ぼーっとしてブログの更新もままならないのは暑さのせい(?)

眠いのもきっと暑さのせい。

 

正直、屋台を引くのは夏が一番きついです。

保冷剤首に巻いて乗り切ります。

 

それでも、前ほど夏はいやじゃない、とふと思う。

移動してしまえば、日陰に入り、風を感じていれば気持ちがいいです、本当に。

汗をいっぱいかいて、帰ってすぐにシャワーを浴びるととても気持ちがいいです。

 

どの季節がいいかってお客さんに聞かれたけど、毎日空を見上げて、暑い、これが夏だ、なんて考えてるとどんな季節もいいや、って思った。

頭がボケてきたかな。

 

日が落ちれば、蝉の声と秋の虫の音と。入道雲もひつじ雲も。

8月もあと少し。

 

のっぺりとした夏の午後。

 

ぼんやりして、やけどをしませんように。
また器を割りませんように。

 

きっとこんなに暑いのもあと少し。夏の宵の時間の気持ちよさ、蚊取り線香囲むお客さんの声を糧に。

がんばりまっしょい。

平林家『古知屋恵子・絵本と版画展』最終日

月曜日の、古知屋さん版画展最終日。

も暑い中ありがとうございました!

 

この日のはるちゃん、前日のお絵描き教室のお面作り2日目、〝貞子〟を一生懸命作ってます。

はるちゃんと貞子

 

夏の日差しがまぶしいね。
髪の毛くっつけてかわかし中。

貞子

こわい。

はるちゃん

はるちゃん(7歳)の芸人魂はなんなのでしょうか(笑)。

先日パパに連れられて、スパルタに一時間半で駒ヶ岳を登ったはるちゃん。力持ちです。
ふたばくんをよいしょ!

ふたばくん

 

お兄ちゃん、ちょっと心配そうですね。

 

最終日の平林家ランチは、ビーフカレー♪

ビーフカレー

おいしかったー!

また夕方におかわりしてしまいました。。ごちそうさまでした!!

 

楽しかった平林家4連ちゃん。
最終日、と言いましたが、版画と絵はがきの展示は9月上旬まで平林家でやってますー!

見逃した方、来週27日(月)も出茶屋平林家のお庭に出店です。

古知屋さんの絵と、平林家の雰囲気はぴったり。ぜひ見に来てくださいねー♪

 

最終日、前の日までつぼみだったサボテンの花が咲きました。

サボテン

 

 

 

 

新野の盆踊り、その2

 

新野の夏の盆踊りは国重要無形民俗文化財に指定されている。
約500年続く新野の盆踊り

大正15年に柳田国男さんが来村し、「この踊りは盆踊りとして完全な特徴をもっている珍しいものなので、この形をくずすことなく後世に伝えるように」と勧めたそうな。

この盆踊り、なんと夜21時〜朝6時まで。三味線、笛、太鼓など鳴り物を一切使用しない。
8月14日〜17日の3日間、徹夜で唄い続け踊り続けるのです。

圭子とドリュー

甚平に下駄、日本酒片手にばっちりな一男さん。

しかし!頑なに踊りません(笑)。
イギリスでも踊ったことなんてない、と終始日本酒飲みながら盆の夜を味わってました。楽しかったようなので、まあいいか。

一男

私とK子は、扇子を持って、見よう見まねで踊りの輪の中に。一晩中踊り続けるものとあって、とてもゆっくりで、シンプルな踊り。独特の唄の音程と調子と、踊り続けているとぼーと踊りの中に入っていくような感覚。

いとこの長女、渚ちゃんと。

渚ちゃんと

彼女は唄が好きで、踊りも上手。渚ちゃんの唄に聞き惚れながらお手本にして踊りました〜。

 

櫓の上の音頭取りが上の句を歌い、踊り手たちが下の句を踊る。7つの踊りの中の6つを代わる代わる、踊り続けます。唄はどんな踊りにもあうようになっていて、何百とあるそう。こちらは、扇子を使ってしっとりと踊る『おやま』

 

私たちは、さすがに疲れて夜中の12時過ぎに退散。
帰るすがらの真っ暗な山道に、お盆の唄がこだまして、なんとも神秘的でした。

 

いとこたちは朝まで踊り続けたそう。しかも朝はどしゃ降りの雨!
だんだんテンション上がっていくの、分かる気がします。

 

これは3日目の朝の様子。

7番目の踊り『能登』。この踊りは盆踊りの最後17日の早朝「踊り神送りの式」を行う時間に限って踊る。
新盆を迎えた切子灯籠 を送り出す行列と、神様を引き留めようと踊りで邪魔をするせめぎあい。

最後はみなで送り火を見守る。ご先祖さま、精霊たち、神様たちを送った後は、家に帰るまでふりかえってはいけません。

 

 

柳田国男の高弟の民俗学者で詩人の折口信夫に「風の吹きたまりのような所で古代芸術のふきたまりだ」と紹介された新野。

冬にはこれまた重要無形民俗文化財の約750年続く『雪まつり』がある。

母は冬は寒いから帰りたくない!と言って子どもの頃は一度も行ったことがなく、大人になってから初めて一人で一度だけ行ったことがある。
雪祭りは、−15度の寒空の中、これまた夜通し、笛と舞を踊るのだ。

いつかまた行って詳しく話せたらいいな、と思います。

 

そしてまた、新野には300年前に即身仏になった行人様がいる。

行人様に関しては、母、米子から一度も聞いてない!大人になってから知った。もう、知ってれば行ったのにー。

行人様の御開帳は年に2回だけ。

300年。新野の山の上から、世の平和を毎日祈り続けているそうな。

いつかお目にかかりたいと思います。

行人さま

しかしすごい。

 

たった3日の旅、しかも往復18時間かけた(笑)ので、一日と少しの滞在でしたが、とてもいい旅でした。

涼しかったなー。

 

この夏は、お客さんに勧められて諸星大二郎の「妖怪ハンター」を読んでめっちゃはまってたのもあって、民俗学的にもとーっても興味深い新野。

 

もっと知りたいし、伝統文化を伝えていきたいなと思いました。

 

盆唄より

「盆にゃおいでよ七月おいで 死んだ仏も盆にゃ来る」

「行者山から新野を見れば 人は丸いが田は四角」

「新野よいとこ千石平 嫁にやりたや婿ほしや」

 

そりゃ。

 

 

2012 年 8 月 21 日リンクURL 4 コメント

新野の盆踊り、その1

13日〜15日はお休みを頂いて、友人夫妻と青春18切符の旅をしてきました!

行き先は、武蔵小金井から各駅停車で95駅目、飯田線の温田という駅からさらにバスで40分。
四方を峠に囲まれた山間の盆地、長野県阿南町新野、というところ。

新野

 

新野は母の故郷。

子どもの頃は、お盆の頃に新野に帰るのが一大イベントでした。今でこそ山道が大分整備されて行きやすくなったけど、昔は飯田ICからひたすらUピンカーブの山道をえんえんと。でも窓全開で山の中を走るのはとっても好きだった覚えがあります。
こんなところに人が住むのかーって位山奥まで行くとぽっと開ける集落。

大工さんだったおじいちゃんが建てた木造平屋のお家。まだ水洗が整備されてなかったので、離れのぼっとん便所と、薪風呂。

やぎと牛を飼ってて、やぎの乳はくさかった。
夜は真っ暗でひたすら星がきれい。

小さい頃はなんとも思わず、おじいちゃんおばあちゃんちに遊びに行く、家族で旅行をする、ということがただ嬉しかったけど、中学生になった頃からか、この家やこの自然はすごいことなんじゃないか!と突然とても感動を覚えたのを思い出す。

今では伯父が新しい家をすぐ下に作り、祖父も祖母も他界し、下水道も完備されて牛もやぎもいないけど、古い家はそのまま残されて、しいたけ干したり、笛を作ったり、揚げ物をする(笑)のに使われている。

 

一緒に行った友人夫妻の旦那さんはイギリス人。日本の田舎や古道具、そして居酒屋が大好きな彼に、新野をいつか見せたいと思っていた。お盆だから諸々交通機関は混んでいるだろうと半ば強引に青春切符に付き合ってもらい、彼らは千葉から9時間!

18時頃新野に到着すると、あちこちで迎え火を焚いていた。

 

おじさん、おばさん(母の姉)、いとこ家族とみんなの食卓に呼んでもらってお酒とおいしい野菜とご飯と団らん。お米も野菜も全部おじさんおばさんが作ったもの。
おいしかった!
食後はとうもろこし(甘い!おいしい!)をかじりながら、お祭りのビデオも見せてもらって翌日からの盆踊りに備えます。
家族で行くとただのんびりしていたけど、お客さんと一緒だったからお盆のこと、新野のこと、お祭りのこと、丁寧に説明してもらって、私も初めて知ることもたくさんでびっくりでした。

そして夜は、いとこの信夫さんが建てたログハウスに泊めてもらいました〜。

めっちゃ素敵です!

ログハウス

静かに静かに、流れる時間。夜の山につつまれて、ぐっすりでした。

 

翌日は、新野散策。

山道は車で5分も、歩くと30分、40分とかかるので、村の大人たちは基本移動は車。
私たち3人は誰も免許持ってない(笑)し、歩くの大好き。いとこが付き合って歩いてくれました。

いとことドリューと圭子

信夫さんが一緒に歩いてくれてよかった。大体分かるだろうと思ってたけど、母の実家までの道のりも全然覚えてなかったし、ネイチャーガイドもしてもらい、新野も案内してもらい、すごくよかったです!

母の実家でおじさん(母の兄)おばさんに挨拶して、お墓参りをして、昔の薪風呂や便所もそのまま。イギリス人の一男(日本語訳名)さん、えらく気に入った様子。
家の裏のお墓は、母のおばあちゃんまでは土葬だったそうです。

 

田んぼには小さなかえるがいーっぱい、ぴょこぴょこ。神社、お寺を案内してもらい、山を歩いて樹齢500年の大銀杏の下で涼み、川で水遊び。いとこんちの畑で、トマトときゅうりをもいでかぶりつき。

大銀杏

信夫さん、何の気なしに、「この奥には沢ガニもいるし、天然のわさびもあるよー」と。

とたんに一男さん、目を輝かせて森の中に分け入っていきます。あわてて追いかけて、ありました、わさび!!

天然のわさびがとれるなんて。しかも普通すぎて村の人たちは見向きもしないとか。。すごい。

その後行った近くの温泉で、おそばを食べる時に、おろし金をかりる一男さん(笑)。マイ箸も持参。

わさび
猿も出るという秘湯もつるつるすべすべー!露天の景色も最高だし、とろけます。

 

信夫さん、3徹夜前の貴重なお休みをありがとうございました。

 

ログハウスで、夕暮れのひと眠りした後は、いよいよ盆踊り。
興奮冷めやらず、長くなったので次に続きます〜!

 

 

 

2012 年 8 月 21 日リンクURL 2 コメント